2017年07月14日

ロンドンでのパティシエ修行

ロンドンでパティシエとして、働いていたときの事を書きたいと思います。
イギリス郊外の料理学校で料理と製菓を学び、お菓子、デザート作りの芸術的で科学的な部分にはまってしまい、さらにロンドンのコルドンブルーでディプロマ取得しました。凝り性なのか、はまったらトコトンやるタイプのようです。お菓子作りは奥が深く、レシピがあれば簡単と思われますが、シンプルなレシピほど難しかったりします。芸術的な面では、チョコレートや飴細工のデコレーション、これらは温度が大事で、学校では温度計を使いながら、まるで科学実験のようです。ホテルで仕事をはじめてからは温度計は使わずに目で見て分かるようになってきます。日本ではよく皿洗いから始めると聞きますが、ロンドンでは入ってすぐに決められたセクションを任されます。私はサヴォイホテルのレストランのワゴンサービスを入ってすぐに任されました。お昼までに10種類ほどのケーキを一人で仕上げるのです。
プレッシャーは凄かったですが、毎日こんなにケーキを作ったら、そりゃ上手になりますよ。
入ってすぐは怖い上司や同僚がいて、泣きながら働いたりしてました。日本人だからと言われたくなかったので、英語の間違えだけはしないように気を使いました。定時が朝9時から夜10時だったのですが、終わるのが深夜12時を過ぎ、終電も終わり、深夜バスで帰ることもよくありました。


次回はアフタヌーンティーについて書きたいと思います。


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Posted by british at 23:02│Comments(2)about us
この記事へのコメント
これほどの経験をした方のお菓子やお料理が、沖縄の本部で食べられるなんて、本当に凄いことですね
Posted by マキリン at 2017年07月15日 12:26
先日クリスマスのカップケーキをいただきましたが、旦那も「美味しい!!俺好みの味だー!」とあっという間に食べてしまいました。アメリカにいた時の懐かしい味の中に、洗練された上品な味わいや香りが鼻から抜けると同時にしっとりした生地に感動しました‼︎美味しかったです!
Posted by nene at 2021年01月10日 16:21
 
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